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Amazonのアソシエイトとして、海図おじさんは適格販売により収入を得ています。
私は66歳の今も、季節を問わず週に1〜3回ほど沖縄の海へ行きます。
50代の頃は、一人で新しいポイントを探しに行くことがありました。危険を深く考えずに潜り、けがをした経験もあります。
60代になってから、海との付き合い方を変えました。
知らないポイントへ一人で行かない。前日に天候と海況を確かめる。一緒に行く人の経験も考えて場所を選ぶ。そして、海へ入るときは必ずフロートを持ち、赤い長袖ウェアを一年中着ます。
赤を選んだのは、おしゃれのためではありません。もしものとき、水中でも海面でも仲間に見つけてもらいやすくしたいと思ったからです。
この記事では、60代の私が実際に続けている安全の考え方と、フロートや赤い装備を選んだ理由をお伝えします。
ただし、これは私個人の経験です。海況、場所、経験によって必要な知識や装備は異なります。初心者の方は、適切な浮力体を使い、指導員がいる講習やツアーで基本を学ぶことをおすすめします。
50代の私は、知らない海へ一人で行っていた
スキューバダイビングのライセンスを取ったのは1987年です。
沖縄へ移住してからも時々スキューバをしていましたが、2016年に海の仲間と出会ってから、スキンダイビングが中心になりました。
夢中になった頃は、新しい場所で潜ってみたくて、一人でポイントを探すこともありました。
今思えば、危険を甘く見ていたところがあります。
海は、同じ場所でも風、波、潮の流れで状態が変わります。入るときは穏やかに見えても、帰る頃に同じとは限りません。
私は50代でけがもしました。幸い、海へ行けなくなるような結果にはなりませんでしたが、「今まで大丈夫だった」は次の安全を約束してくれないと考えるようになりました。
60代になった今は、深く潜れたか、新しい場所へ行けたかより、仲間と無事に帰れたかを大切にしています。
今は、一人で知らないポイントへ入らない
現在は、以前のように一人で知らない場所へ行くことはありません。
グループとして決まった組織があるわけではなく、海で知り合った気の合う仲間と予定を合わせています。
一緒に行く人がいるだけで安全、とは思っていません。同行者がどのくらい海に慣れているかによって、選べる場所や当日の動き方は変わるからです。
前日には天候と海況を見て、無理のないポイントを選びます。自分の体調がよくても、仲間にとって難しそうなら別の場所にする。反対に、自分の調子が悪ければ、海へ行かない判断も必要です。
海上保安庁のウォーターセーフティガイド(スノーケリング編)でも、当日の気象・海象の確認、バディやグループでの行動、互いの体調確認が案内されています。
同サイトでは、一般的に浮力体を使わずに潜る行為をスキンダイビングとし、まずスノーケリングで経験を積み、海の知識や技術を身につける必要があると説明しています。
経験があることと、事故が起きないことは別です。経験が増えたからこそ、海へ入らない判断も含めて考えたいと思っています。
私がフロートを必ず持って入る理由

私が安全管理で必ずしていることの一つが、フロートを持って海へ入ることです。
現在使っているフロートは、7〜8年ほど使っています。
海面に目立つ色のフロートがあれば、自分たちがいる場所を周囲へ示しやすくなります。休憩が必要になったときにつかまる場所にもなります。
しかし、フロートを持てば、どこへでも行けるわけではありません。
風が強ければフロート自体が影響を受けます。空気漏れや部品の不具合があれば、本来の役割を果たせません。使う前に状態を確かめ、その製品の説明書に沿って使用する必要があります。
また、フロートはライフジャケットと同じものではありません。泳力や活動内容に合った浮力体が必要な場合は、別に正しく着用します。
私にとってフロートは、無理をするための装備ではなく、無理をしない判断に加える一つの備えです。
赤い長袖ウェアを一年中着るようになった
60代になってから、水中でも目立つ赤い長袖ウェアを一年中着るようになりました。
ほかの道具も、自然と赤を基調に選ぶようになりました。
その結果、海で会った人から、遠くでも私だと気づいてもらえることが増えました。
黒や紺の装備は多く、海の色や岩場に溶け込んで見えることがあります。私は、仲間が振り返ったときに見つけやすい色を身につけたいと考えました。
もちろん、赤い服を着れば安全になるわけではありません。透明度や光、距離によっては見えにくくなります。
それでも、色は自分で選べる安全対策の一つです。次に買い替えるときも、価格やデザインだけでなく、水中と海面で見つけてもらいやすいかを考えます。
ウェアは色だけでなく、用途と水温に合うかが大切です。保温が必要な場面では、活動に合ったウェットスーツなどを別に選びます。
私が繰り返し購入している赤い長袖ウェアは、CO-COSの「G-928 ドライパワーサポート長袖」のドットレッドです。約5年前から、Amazonで定期的に買い足しています。
この製品は、作業・スポーツ向けのコンプレッションインナーとして販売されているものです。海専用ラッシュガードとしての性能を紹介しているわけではありません。私の着用例と、メーカーが想定する用途は分けて考えてください。海用ウェアを探す場合は、使用場所に適した製品を選び、メーカーや販売店に確認することが先です。
私が使っている赤い長袖ウェア
CO-COS G-928。色は「ドットレッド」です。リンク先の色・サイズは必ず選び直してください。AmazonのリンクはLLサイズのページです。
60代の安全は、装備より先に判断の順番を決める

海の道具を買うと、それだけで安全になった気持ちになることがあります。
しかし、私が60代になって大切だと感じているのは、道具より先に判断の順番を決めておくことです。
前日:天候と海況を見る
行きたい場所を先に決めつけず、予報と海の状態から候補を選びます。荒れそうなら、予定を変えるか中止します。
当日:自分と同行者の体調を見る
寝不足や疲れがあるときに、予定どおり潜る必要はありません。同行者の経験も考え、全員に無理のない場所にします。
入水前:装備と帰る経路を見る
フロート、マスク、フィン、身につけるものの状態を確かめます。入る場所だけでなく、どこから戻るかも仲間と共有します。
海上:変化を感じたら早めに戻る
風や波、体調の変化に気づいたら、「もう少しだけ」と粘らず戻ります。余力があるうちに判断するほうが、落ち着いて行動できます。
フロートやラッシュガードを選ぶときに見ること
私は、商品名や人気だけで安全装備を選ばないほうがよいと思っています。
フロートなら、活動する海で周囲から見えやすい色か、自分に扱える大きさか、持ち運びやすいか、部品を確認しやすいかを見ます。
ラッシュガードなら、色に加えて、体を動かしやすいか、長時間着ても擦れにくいか、使用する季節と水温に合うかを考えます。
購入前には、次の点を確認したいところです。
- 自分がする活動に適した製品か
- サイズや装着方法が自分に合っているか
- 海上で周囲から見つけやすい色か
- 使用前に点検しやすく、説明書を確認できるか
- 傷みや不具合が出たときに交換できるか
価格が高いほど必ず安全、というものでもありません。自分の活動に合い、毎回正しく使えるものを選ぶことが大切です。
海へ行かない日をつくることも、安全装備の一つ
60代になり、以前より潜りに行く頻度が少し落ちてきました。
寂しさがないわけではありません。若い頃のようにできないことも増えます。
それでも、無理をして一度の海を楽しむより、この先も海へ行ける体と気持ちを残したいと思っています。
天候が悪い日、体調が気になる日、同行者と条件が合わない日には行かない。
フロートや赤い長袖ウェアと同じくらい、その判断が私を守っていると感じます。
万一、海で救助が必要になった場合の緊急通報は海上保安庁の「118番」です。海へ行く前に、場所のルールや緊急連絡手段も確認しておきたいところです。
私はこれからも、記録を競うのではなく、仲間と無事に帰ることを一番に海を楽しみます。
海へ行くようになった経緯や、66歳で始めた新しい挑戦については、定年後、何をする?66歳の私が「まだ挑戦する」と決めた理由に書きました。
5年使っているアポロ・バイオメタルマスクと、9年使っているLeaderfinsのロングフィンについても、良かった点と不満の両方を書いています。
