私は長い間、Androidのスマートフォンを使っていました。ASUSの端末を機種変更しながら、10年近く使っていたと思います。
使い始めたきっかけは、フィリピンのセブへ長期で行くことがあり、当時デュアルSIMが便利だったからです。実際に使ってみると私には合い、その後も使い続けました。
それをiPhoneに替えたのは、Androidが壊れたからでも、嫌いになったからでもありません。
沖縄で海へ行く仲間にはiPhoneの人が多く、潜った後の写真や動画をその場でやり取りするとき、私の端末だけ手間に感じる場面があったからです。
私は海に行くと動画をよく撮ります。撮った映像を自分で見るだけでなく、一緒に潜った人にも渡したい。その日常に合わせて、道具を変えました。
この記事は、AndroidとiPhoneのどちらが優れているかを決める記事ではありません。私の乗り換え理由と、同じように写真・動画をよく共有する人が、購入前に見ておきたいことを整理します。
海から戻ったあとに、もう一つの作業がある
スキンダイビングをすると、海の中では夢中で撮影します。
けれど、家に帰ってからが終わりではありません。どの場面が撮れているか見て、仲間へ送り、投稿に使う映像を選びます。
私の周りではiPhoneを使う人が多く、撮ったものの受け渡しがしやすいほうがよいと感じました。小さな不便でも、海へ行くたびに繰り返すと気になります。
買い替える前は、カメラ性能や画面の大きさに目が向きます。私の場合、決め手は撮影後の流れでした。
同じiPhone同士なら、近くで渡せる方法がある
AppleのAirDropは、近くのApple製デバイス同士で写真や書類などを共有できる機能です。使うときは双方の設定や距離を確かめます。
参考:Apple「iPhoneやiPadでAirDropを使う方法」
ただし、私の経験を「Androidでは共有できない」と言い換えてはいけません。
今はAndroid側の共有方法も進んでいます。Googleの案内では、一部の対応端末でQuick ShareからApple製デバイスへ近距離共有ができ、対応しない場合もQRコードを使う方法があります。対応する機種や設定は確認が必要です。
参考:Google「Use Quick Share on your Android device」
私が乗り換えたときに感じた不便さと、これから買う人が使える方法は同じではありません。だから、「仲間がiPhoneだから全員iPhoneにすべき」とは思いません。
買い替える前に、渡す場面を一度やってみる

相手がどの端末を使っているか
家族に送るのか、海仲間へその場で渡すのか、パソコンへ移すのか。相手が違えば、便利な方法も変わります。
私は海仲間とのやり取りが多かったので、その場で手渡すように共有できるかを重視しました。
一枚の写真か、長い動画か
写真数枚なら困らなくても、動画になると保存場所や通信量が気になります。
私のように海で毎回動画を撮るなら、普段撮る長さに近い素材で共有を試してみたいところです。機能紹介の短いデモだけでは、自分の使い方に合うか分かりません。
その場で渡すか、帰宅後でよいか
海から上がったところで共有したいのか、帰宅後にWi-Fi環境で送れればよいのか。
急がないなら、クラウドやメッセージアプリを使う方法も考えられます。相手にとって受け取りやすいかも含めて決めます。
端末を替えずに解決できないか
新しい端末の購入は大きな出費です。まず今の端末で使える共有方法を確認し、それでも不便が続くかを見ます。
私は当時、海仲間との日常に合わせて替える判断をしました。これから買う人は、現在のQuick Shareなども含めて試す価値があります。
乗り換えでは、古い写真と連絡先を先に確かめる

スマートフォンを替えるとき、私なら新しい機種の使い方より先に、今の写真・動画・連絡先がどこにあるかを確認します。
本体だけに保存しているのか、クラウドにあるのか。動画が多ければ、必要な容量も大きくなります。
AppleはAndroidからiPhoneへの移行手順を公開し、移す内容が新しい端末の容量に収まるかを事前に確認するよう案内しています。機種やOSで方法が変わるため、移行直前に公式手順を見るのが確実です。
参考:Apple「AndroidからiPhoneまたはiPadに移行する」
私は撮影の記録を残したいので、移したつもりで元の端末をすぐ消すより、写真と動画が実際に開けるところまで確認してから次へ進みたいと思います。
端末より、一緒に使う人との流れで選ぶ
Androidを長く使っていたのは、海外での使い方に合っていたから。iPhoneへ替えたのは、今の海仲間との共有に合わせたからです。
暮らしが変われば、合う道具も変わります。
私はこれからも、メーカーの優劣より、自分が何を撮り、誰へ渡し、どこに保存するかを考えて選びます。実際に海で使っているカメラの話はGoPro HERO10と水中ワイドレンズにまとめました。
撮った映像を見ながらブログを書くときの道具は、17インチのノートパソコンの記事で紹介しています。
もし買い替えを迷っているなら、まず次に誰とどんなデータをやり取りするか、場面を一つ具体的にしてみてください。その一場面が、私にはカタログより役に立ちました。
